・・未来少年コナン　「大団円」ジオラマ　制作記・・・　　　１　　　２　　　３

アオシマの未来少年コナン「バラクーダ号」を使って、最終回「大団円」の場面を作ります。
船上での結婚式とその周囲の状況を含めたジオラマとします。

バラクーダ号の製作です。外板が今までの戦闘や津波の影響でかなり傷んでいるという
設定にしたくて、マスキングテープをランダムに貼ってみます。

サフがけ

船体職はブラウン、その上から少しスミ入れ用の黒をまぶします。甲板はタンを使用。
使い古された木材ということなら、もう少し汚したほうが良かったかも。

船長室の窓枠はキットのものではなく、0.2mmプラ版を切り合わせて枠のみ作成。
天窓は設定資料にはないですが、ほかの製作者の方が開けていたのを見て、それに倣いました。

更に部屋の床部分は5mmほど落としています。

内部のカーテンを追加。ソファーもキットではなく作り変えました。

船体の製作と同時にフィギュアの製作。プライザーの1/200を使用

とりあえず１００体はありますが、足りるかなぁ

仮組です。船長室、テーブルのほか調度品を設置。

船体後部はフラットになっています。設定もそうですが、少し違和感があります。
船ですので、甲板の周りはブルワークもしくは手すりがあって、落下を防ぐことができると思うのですが・・・。

ということで、船尾のエンジン及び排気塔のある部分を少しかさ上げします。

そしてそれを両舷のブルワークとつなげれば甲板を囲むことができます。

それに伴って、最後尾の張り出し甲板も少しかさ上げします。
アニメの中では、ダイスがロボノイドから降りて、このエンジン室の上を乗り越えて
甲板に上がっていくシーンがあるのですが、これはなしとなります。
まあ、最終話なので船の形状も変更されたとしましょう。

その他、甲板上の配置も変更。昇降口への出入口扉をこの部分に追加。
また、吸気ダクトをミズンマストの横へ、後部ウィンチをマストの後部へ移動させます。
これで結婚式の場所が取れるとともに、後部甲板の出っ張りもつじつまが合います。

いい感じとなりました。

進水式前なので、帆は畳んだ状態です。

足掛け用のロープと、畳んだ状態のロープをつけていきます。

今回、進水式前ということで、帆を張らない代わりにできる限りロープを貼っていきます。
シュラウドもキットではなく、実際にロープをつけていこうと思います。
帆船の美しさは帆を張っている状態もありますが、いろいろなロープは交錯している状態も
私は好きなのです。それぞれのロープには意味があり、できる限り本物に近づけたいと思います。

次に静索の取付です。フォアマスト側から。

バックスティをつけて固定します。

ミズンマストも同様につけていきます。

静索は付属の黒く太いろーぷ。動索は薄茶のミシン糸を使いました。
動索は滑車をかませ、マスト後部のウインチへ通す。

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